凍る月~漆黒の情人~
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凍る月~漆黒の情人~

夜光花/高橋悠

シリーズ一作目

ネタバレ
2014年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 獣人のシリーズの第一作目です。
「凍る月~漆黒の情人」→「凍る月~紅の契り」→「凍る月~灰色の衝動」→「花の残像」→「花の慟哭」→「銀月夜」→「凍る月~七色の攻防」→「凍る月 瑠璃色の夜明け」で完結となります。(花の残像、花の慟哭、銀月夜は主役が違います。)
今回は梁井(獣人)×光陽(餌)の2人の話。
光陽は本人は知らないが20歳まで生きれないといわれており、家にずっといる状態で箱入り。交流があるのは幼馴染の亨だけ。20歳を控えた光陽は梁井と出会い自分のことを知り始めます。やや強引に契約を結んで20歳以降も生きられるようになった光陽ですが、餌は数が少ないため他の獣人から狙われます。光陽を巡ってのバトルシーンもありグロい場面もあります。
箱入りだったためか光陽は緊張感に欠けてたりします(笑)
設定がしっかりしておりこれからの展開が楽しみという感じ。2人の想いには大きな差があります。梁井は光陽の心も体も欲しいと思っていますが、光陽はまだ曖昧な気持ちです。
伏線もたくさんあり続きを早く読みたい!という終わり方でした。これからが楽しみという感じなので4にしました!
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