このレビューはネタバレを含みます▼
初めましての作家さんでしたが、これは賛否両論あるかもしれません。
絵が、可愛すぎる。
私にとってはツボだけど、BLなんだからオトコを感じたい!って方には不満かも。
大学生とは思えない童顔だし。
でも私は尾野先生の作画、大好きです!
顔面の可愛さだけでなくて、コミカルなキャラの動きも、出現率の高いデフォルメも、全部「はあああああ~~!!可愛い!」と 長時間眺めちゃってます。
ストーリーも面白かった。
連くんが本当のことを打ち明けたら、正太郎はきっとこう言ってくれるに違いないって、あの想像も可愛いし、私もきっとそうだろうと思ってた。
けど、予想外にシビアな結果になって、そこは「えっ、うそでしょ」って思いました。
正太郎は、ショックを受けた自分が許せないって思ったらしいですが、
そうだとしたら もうちょっと連くんが傷つかない言い方をして欲しかったな…。
それ以外は全部花丸でしたね。
運命の相手についても、びっくりでした。このパターンは初めて見たかも。
でも考えてみたら、そうだよね!
「たったひとりの運命の番」が、どの作品でも当たり前のように ちょうど同世代になってるけど、
考えてみたら そんな都合のいい話、ないよね。
しかも今作品では、「運命」のメカニズムを科学的に説明しているし、その理論で言ったら当然、とんでもない年齢差があったっておかしくない。
いやぁ 目から鱗でした。
とっても微笑ましい中にも深いテーマがあって、良かったです!
他の作品も読むぞ!