メイジー・ラヴを綴って
」のレビュー

メイジー・ラヴを綴って

くれの又秋

又秋先生の描く糸目細目系攻め様は…

2024年6月12日
目だけでやられっぱなしです。。ゾクゾクしますよね
この目で見つめられると。実際見つめられてるのは
私ではないのですが~
今作でもパンチの効いた攻め様が登場
「手中に~」の巳鹿島さんといい、細目糸目系の攻め様が攻める攻める。ゲイバーで酔って暴言を吐いたアツシ君はお仕置きHされた日高のことが忘れられなくて。。
どんどん日高にハマっていくアツシ君は翻弄されながらも人を好きになることで成長していく訳です。
身も心も。そう、身が。すんごいことに。又秋先生がこれでもかって程に魅せてくれちゃう細かな描写の濃厚エロなシーンがなんと言っても興奮ものです。

後半の展開は何とも、いくらアツシ君が私たち腐女子の気持ちすらもザワっとさせるほどに酷い暴言を吐いたとて、ざまぁとは思えないな、、けど人と関わることで成長していくさまが健気。攻め攻めの日高とのエロの濃厚さ、そして抗えないであろう日高の色香、さらにはとんでもなく甘い修正からも目が離せなくて再読の中毒性ありです。
つまりはとても心情の振り幅の大きい作品でタイトルのメイジー(Mazy:迷路のような、込み入った、)ラブに私たち読者も翻弄されているな、と賛否両論あるレビューをみていると思うわけです。
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