騙され裏切られ処刑された私が……誰を信じられるというのでしょう?(コミック)
AMAO/榊万桜
MS
さん
(女性/20代)
総レビュー数:106件
このレビューはネタバレを含みます▼
主人公の前世の処刑までの流れが結構えぐいです。これは人間不信になるし、いくら父親に愛情を示されても信じられなくて家から逃げるのは当然だと思いました。ただ、逃げる時に出会った護衛の親子の母親がちょっと出張りすぎで鬱陶しいし、実の娘でもないのに可愛がり方がやりすぎで気持ち悪い。
前世で主人公の周りの人間がなぜ操られていたのか、聖女は何者なのか、と興味深い点も多々あるのですが、逃亡中にフェンリルが突然仲間になったり、誘拐された村の子供を助けて盗賊を退治したり、モフモフと可愛い幼女を愛するエルフ一行に出会ったり、正直言って本編となんの関係もない無駄で退屈なエピソードが多すぎて話が進みません。その上絵がひどいです。こんな調子で完結する予定があるのでしょうか?なろう原作のコミカライズは本編が完結してるものか、完結保証されてるものだけにして欲しいです。
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