このレビューはネタバレを含みます▼
全てを年齢のせいにして、新しいことを遠ざける。野末さんの気持ちがとてつもなくわかってしまう。現状維持にもならないルーティン生活に焦りを感じても、変える勇気はない。
コマ割り、台詞が、全てが心に染み入る。詩的で綺麗。カプチーノで野末さんが同期二人に話した「ただの二人って単位の人間関係に〜」という台詞。この言葉が、私に突き刺さりました。
なんだか最近、この言葉で始まりこの言葉で終わる。それに気づいた時の鳥肌。野末さんの生活、二人の人生の今後を想って、涙が勝手に溢れてきます。