ママ友にハブられてぼっち主婦になりました【電子単行本】
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ママ友にハブられてぼっち主婦になりました【電子単行本】

三谷美佐子

ママ友なんて作らなければいいのに

2024年6月27日
主人公には申し訳ありませんが、全く共感出来ませんでした。私自身ワーキングマザーですがママ友なんて一人もいません。保育園の送迎や学校行事で知り合ったお母さんの中でお話したりする人もいますが、あくまでも「子供の友達のお母さん」としてお付き合いしてます。だから、作中に出てくる藤巻さんに凄く共感しました。
そもそも、このご時世で共働きは当たり前ですし、貴重な休日を子供のお母さん達と一緒に過ごすなんて考えられないし、想像しただけで疲れます。子供同士の陰湿なイジメをいい歳になっても続けてる様子を読んでいたら気が滅入るので、無料分だけ読んで脱落しました。
あと、本当に「ママ友」なんて不要だと思います。分からない事があれば、学校や保育園、幼稚園に直接尋ねた方が確実ですし、余計なお付き合いをしなければいけない「ママ友」よりも、相談事や困った事があるなら、昔から付き合いのある「友達」を頼る方が余程利口です。「ママ友との付き合いが義務」とか「ママ友がいなければ子供のお友達ができない」っていうのは現実には無いと思います。私はママ友が一人もいませんが、子供達は、ちゃんと仲良くしている友達が出来てますし、子供って
親が思っている以上に自主性やコミュニケーション能力が高いものです。親同士のトラブルに巻き込まれて友達と遊べなくなってしまった主人公の息子が本当に可哀そうですし、元々友達だった、ママ友の子供が「星ちゃんと遊んじゃダメって言われた」って親に言われたとしても、真っ当な小学校2年生ぐらいなら、普通、どうしてダメなのか、星ちゃんがどんな悪い事をしたのかとかを尋ねてくるはずです。
子供の友達のお母さんは「ママ友」ではなく、あくまでも「子供の友達のお母さん」という距離感が大切だと思います。
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