このレビューはネタバレを含みます▼
完全版の方を読んで続きが気になったのでこちらで6話から読み始めた。
そしたらサクッとΩからβへの移行手術済みになっていてびっくり。タイトル通りなんだけども。
元々ヒートも不安定で抑制剤の副作用が強くて苦労してきていたからそれがベストだったのだろう。
運命の番である攻めと一緒に過ごしていたからヒートが頻発していたこと、Ωにトラウマのある攻めのΩへの嫌悪感を聞かされたこと、親の期待に答えようと無理してレベルの高い学校に通っていたのに体調の悪化で勉強に集中できなくなったこと
副作用のことだけじゃなくて受けがΩであることが辛くなった要素が沢山。Ωへの差別意識が強い学校のみんなも穏やかな顔して体調より成績のことばかり気にする父親も最低。
受けの境遇が可哀想すぎるでしょ。
仕方なかったけど運命の番なのにもう番になれない2人を思うと苦しい。
他の方も書いているけど私もエンディングのその先を想像してしまうタイプで攻めは政治家の家系だから番にもなれない子供も産めない受けとだけ生きていけるのか心配になる。
それにΩだとは知らず受けの人柄と可愛さに惹かれてたとは言え初めて会った時から運命の番ゆえ惹かれていたようだったし、匂いも気に入っていたからフェロモンの影響も大きいのでは。
まだ完結していないが少々先を読むのが不安なので完結したら一気に読むつもり。