夜明けの唄【単行本版】
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夜明けの唄【単行本版】

ユノイチカ

あまりの腹立たしさに、思わず長文(涙)

ネタバレ
2024年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻以降、巻数が進むにつれて評価が下がりまくり。
多少思うところはあったけど丁寧な物語で物凄く面白かったのに、なぜここに現代文明と現代問題をぶち込んだ!?
一気に崩壊する世界観…いくらファンタジーとは言えコレは無いわ…(号泣)
地球とリンクさせるならせいぜい中世が舞台か、いっそ北斗の拳みたいな近未来的?な話にして欲しかった。
アルトのセリフもわざとらしいって言うか、1〜2巻のアルトの言動を回想するに「天然アルトなら違う表現で言いそうだけど!?」みたいな違和感がある。
多分LGBTを狙って言わせてる…。
特に5巻は最低最悪で、児童ポルノをぶっ込みたい意図が見え過ぎ。
覡の設定、半分無視状態。
「夜に海に潜ってるけど、黒海との戦いは?島外の人間にとって覡が天啓目的→カラダ目的になったのは数年間だけの話?天啓と虐◯をしてた場所が修道院なら、黒海との戦いはどうなってんの?覡4人+覡候補2人全員が虐◯の犠牲なら、マジで戦いはどうなった?」等々、違和感が満載。
フィルムが登場するけど、あれって黒海の記憶だと覡候補とヤッてるとこを撮ったやつ…写真はともかくとして、フィルムが島内にあっても鑑賞できなかろう…忘れ物?
エルヴァを引き込もうとするのは分かるけど、目的を考えれば貴族を殺すより先に現覡達に接触してなきゃ変(ミカの自我があって、覡を解放したいって設定だよね?)
覡が虐◯に遭っていた期間は多分第一次世界大戦前後の数年間、諸悪の根源は覡を生贄状態にした約100年前の修道院+領主。
ミカが殺しまくってる貴族は贅沢してるってだけで、そもそも今も昔も覡に関わってない…八つ当たり大量◯殺…?
3・4巻はまだマシだったけど、5巻は読み進めるほど冷めていった。
読んでからイイネ順にコメントを見れば「そうか…他からネタを引っ張ってきたのか…だからチグハグなんだ…」と納得するものがあるけど、丁寧な話だっただけに腹が立つ(涙)
エルヴァとアルトの関係が気になるから今後も読むけど、1〜2巻の雰囲気は期待できない。
あの島の世界(文化?)を否定しながら2人をエサに現代の問題を解決するような話になってしまったら、脱落するだろうな。
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