幼なじみの宰相補佐官から教わる『らぶエッチ』!?~処女なのに閨教育係を拝命したら、溺愛が始まりました~
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幼なじみの宰相補佐官から教わる『らぶエッチ』!?~処女なのに閨教育係を拝命したら、溺愛が始まりました~

季邑えり/八千代ハル

大好きな作品です!

ネタバレ
2024年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ムーンさんで初めて読んだ時、素敵な作品を発見できてラッキー!と思ったのですが、その後すぐに書籍化に伴い非公開となり、発売をずっと楽しみにしていました♪ティーナとルフィーノはお互いに驚くほど一途で、真っ直ぐで純粋で、とても可愛いカップルです。ラブコメ部分と切ない展開のバランスが絶妙で、ルフィーノが真面目に、いや真面目を装って笑、らぶえっちなるものを解説しながら実践していくのがエッチで面白くて、終始楽しく読み進められました。2人の初めてのシーンは、理性を失ったルフィーノの余裕のなさが、初めて同士!って感じでめちゃくちゃ萌えました。一方、期間限定の関係だと思い込んでいるティーナの心理描写が切なくて、胸が締め付けられる場面も沢山ありました。また、カルロスという魅力的なキャラクターが登場するのも、物語全体の満足度に繋がっていると思いました。特にルフィーノとチェスで勝負するシーンは、ティーナへの譲れない想いとチェスで攻めるスピード感がリンクしていて、臨場感がすごかったです。最後、顔を見たら泣いてしまうからとルフィーノの元から去ろうとするティーナに、「泣けばいいじゃないか」と言うカルロスがかっこ良すぎました…!

ティーナとルフィーノはとってもお似合いで、私の中でレジェンドカップルの仲間入りです。また何回も読み返すと思います。素敵なラブストーリーをありがとうございました。
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