このレビューはネタバレを含みます▼
BLはあまり慣れ親しむことがなく、広告で死ぬほど流れてくるけどずっと手を出さずにいましたが試し読みで一巻が無料で読め、思ってたより読みやすいかも?絵もキレイだし、読まず嫌いはダメだよな、、、と読み始めたらー!!!
そこから手が止まらず最新刊まで課金しました。
後悔はないです。あるとしたら、ずっとスルーしていた事でしょうか。あんなにおすすめしてくれてたのに!!!(広告が)BL抵抗あったけど、読み始めると全くないです。そもそも私はBLのジャンル自体を勘違いしていたのか、、?性的マイノリティに偏見はないつもりだったのですが、身につまされる思い。様々なかたちの愛とそれだけではないストーリーの深さに脱帽。本当にまるで映画を観ているような感覚。ジュノがいうように現実でもみんな『自分らしく生きる権利』があって、そんな願いが実現する世界がもっと増えるといいなと思いました。
しかしアルトの愛の尊さが、まぶしい。エルヴァ様の呪縛がアルトの愛によって解けるところが最高。幼い頃から受けた呪縛をとくのは簡単ではないはず、エルヴァ様のような純粋で正義感責任感が強い人ならなおさら。その愛とアルトへの信頼感に泣ける。特にアルトの想いが通じてエルヴァ様も自覚していく3巻と4巻が大好き。最新刊(単行本版5巻)の内容がとても重い内容で、このメンタルで次まで待てない、、と思っていたら単話の番外編で癒されました。単行本の小冊子もアルトとエルヴァ様の日常でほのぼのできてすごくすごく良くて、何度も繰り返し読むと思います。
アルトもエルヴァ様、絶対幸せになってほしいよ。
夜明けの唄のタイトル通り、必ず夜は明けハッピーエンドと信じて読み続けます。しかし新刊待ち遠しすぎる。。