このレビューはネタバレを含みます▼
作家買いです!映画のようで現実味があり心を動かされる作品をどうやったら描けるのか…丸木戸さんストーリーテラーとしか言えない!ゲイビ男優のバディが仕事を通して心を通わせ大切な存在になっていく、重厚なストーリー。光くんの壮絶な過去が軸になり、そこに仁さんの過去(トーマくんの存在とか)やチェリーボンボンの仲間がうまーく絡み合っています。仁さんと共に生きること、そして”光“という名前を選んだこと…光くんが初めて自分で選びとったものだと思うと泣けます。仁さんの懐の深さと愛情で光くんを包み込む幸せな姿が浮かびます!優しく満ち足りた読後感。AVの話なので、ふたりそれぞれの色気も堪能できます!マリ子さん、お目が高い!