このレビューはネタバレを含みます▼
川吉れんげは高校時代に片想いしていた市川史郎と同じ大学に入ったことをきっかけに､史郎くんに近づく決意をします｡前髪を伸ばし金髪にしてピアスも開けて､カッコ良くて人気者の史郎くんに声をかけて一緒にクラブに行くことになります｡地味で世間知らずなれんげには初めて行くクラブは驚きの連続でついて行けず､史郎くんにつまんないヤツと思われたか心配で｢いつもみんなとしていることをオレにもして欲しい｣と言います｡そのままホテル直行となるのですが､もちろん初めてのれんげは怖くて泣き出してしまいます｡そして本当は高校の保健室で優しく手当てしてもらって大好きになったこと､セ◯クスしたことが無いこと､いっぱいいる中の何番目でもいいから史郎くんの恋人になりたいことを打ち明けるのでした｡ひたすら健気なれんげに､最初は面白がっておもちゃ扱いしていた史郎くんもだんだん本気になってゆきます｡れんげは健気なだけでなく意外と図太いところがあったり､ぽちゃぽちゃしたお尻もキュートでした｡続編『史郎くんのいちばんめ｡』はエロに特化されていて､ストーリーやキャラに深みが感じられず､今作とはかなり違った印象でした｡
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