殺し屋ダディ
」のレビュー

殺し屋ダディ

鹿賀トラコ/栗原ちひろ/西本ろう

たまらなく可愛い!

ネタバレ
2024年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 西本ろう先生を作者フォローしていて新刊のお知らせが来ました。
ろう先生は今回キャラクター原案とのことで、漫画もストーリーもろう先生ではないのですが、
2巻まで無料だったので覗いてみました。
そしたら めちゃくちゃ可愛い!

殺し屋の2人が、あるミッションの為に経験したことのない子育てを担うのですが、
主人公の哮は天才的な殺し屋なんだけど 8歳で殺し屋組織に拾われ育てられたということで、それ以前の記憶が無い。
家族を知らず、幼稚園が何なのかも知らないし、そもそも自分が子供だった記憶が無いから 子供の思考回路がさっぱり分からない。
完璧な任務遂行を目指すのに、子供が予想不可能な行動をする。
そのちぐはぐさが面白い。

もう一人の殺し屋 朝比は、哮と同じ内容の命令を受けているとのことですが、
個人的には実は裏のミッションがあるんじゃないかと睨んでおります…。
有能な殺し屋だけど、かなり明るいざっくばらんなキャラクターです。

そして保護対象の四歳の三也。
とにかく可愛い!
ぽろんとしたお腹、屈託のない笑顔。
殺し屋といえど、子供には理屈抜きで骨抜きにされますよねー!

四歳の三也に、最初は任務対象者として接している哮だけど、
少しずつ人間らしい感情や素直な笑顔が見えて来て、三也を育てつつ 哮自身も変化と成長もしていくんだろうなと、今後の展開が楽しみです。
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