コヨーテ
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コヨーテ

座裏屋蘭丸

ヒリヒリする緊張感と甘さのギャップ

ネタバレ
2024年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ わ〜ん、早く続きが読みたいです〜。シャングリラの鳥で作者さんに完全にハマり、他の作品を読みたくて、
今4巻までいっき読みしました〜。
物語が素晴らしくて、一気に引き込まれてしまいました。

舞台はロンドン下町って感じで、マフィアと人狼たちの戦いに翻弄され、引き裂かれそうになってる恋人たちのお話。ストーリーに隙が無いというか、嫌な部分が全くない。

で、座裏屋先生の作品って、ものすごい嫌なヤツが出てこないんですね〜。一人一人のキャラが生きてる感がすごくて、ぐいくいと物語に引き込まれてしまいます。絵は当然ながら、キレイで上手で、芸術的。

骨太なストーリーの合間の、エロさが濃厚で良い。
マレーネが、リリーを探し当てるシーンは感動したし、2人が再開した後、リリーが超可愛かった〜。
私はこの先生の描く線が好きだなぁ。特に受けの腰からお尻にかけての曲線が、色っぽくて好きだなぁ。
リリーは流石に半分獣なだけに存分なしなやかさがあり、2人のえっちシーンはとにかく美しくうっとりしました〜。

マレーネなら、きっとこの混沌を収束させてくれそう。とにかく頼り甲斐を感じるし、素敵すぎます。
続きが早く読みたいです。楽しみに待ってます〜
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