このレビューはネタバレを含みます▼
凄い話だった。神に守護される国で、その中でもとりわけ神に寵愛される皇帝受け。あまりに神に愛されすぎて国は楽園のように栄えている。そんな桃源郷のような国で崇め奉られている受けと、受けの尊い姿を見ただけで感涙する臣民達。そして男だけの後宮。妃達もみんな男。誰も疑問なく何の説明もなく進む物語。煌びやかだけど何かがおかしい。綺麗な中に歪で恐ろしいものが隠れている世界観が面白かった。あと四人の妃達それぞれのキャラクターと受けと絡みのバリエーションにも笑った。ムチムチ爆乳攻めの雄っぱいから目が離せなくて夢中な受けが面白かった。基本複数人ものは読まないんですが、先生がそんな人にも！と宣伝されていたので購入しました。想像の斜め上を行くストーリーで楽しく読めました。あと受けが攻め達の美しさにメロメロで楽しそうなのも良かった。理不尽で残酷でオキニの人間以外にはまあまあ酷い神様、とても神様っぽくて好き。
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