このレビューはネタバレを含みます▼
凪良ゆう先生、BL書いているの知らなかった!!普通に純文学?なんと言うジャンルかは置いておいて、そちらは読んでいましたが、まさかこんな素敵なBL書かれているなんて!!
美しい彼は、もともとコミックスから入りました。コミックスも良かったぁ!良すぎて原作者さん確認したら、凪良ゆう、とあり、え?!凪良ゆう?!汝、星の如くとか書いてらっしゃるあの、凪良ゆう?!と超びっくり。
(後に、逆にBL出身ということをTwitterで知る)
道理で人物像がしっかりしていて、物語にグイグイ引き込まれるわけだ!コミックスの絵も素晴らしく美しく、見事にハマりました!原作のこちらが安くなっていたので、迷わず3冊購入。
凪良ゆう先生があとがきで書かれていた、キモくてでもピュアで、自分なんかに好きになられて申し訳ない、ごめんなさいって思ってる、でも止められない、とのお言葉に首もげる程同意します!!
そのお言葉通り、攻めがキモイ!受けに与えられるものは痛みでも大切に持っておく。そこが、痛いくらいに心に刺さる。
そして、自分の思いに気づいてからの、受けの嫉妬、執着、デレがまた素晴らしい!前半部分は、心が重くなりそうな、痛いような物語。それも良いし、でもそれが後半、受けが自分の気持ちに気づいてからたまに出る心のツッコミにクスッと笑い、その落差?に、そして様々な展開に、次を、次を、と読むスピードが上がっていく。
2冊目も大切に読ませて頂きます。
この物語を生み出してくださってありがとうございます!!