誰かの不幸を待っているわけじゃない





2024年7月14日
タイトルは作中の主人公の友人が言った台詞だ。
まさに、と首肯した。台詞はこう続く…
『自分の命を投げ打って立ち向かうものに出会いたいと思っているんだ。』
作中示されるヒーロー像は、いちいちその全てが首肯せざるを得ないものだ。
先の読めない展開、じわじわと忍び寄る非日常に、特撮技術でもって立ち向かうという傍から見ればギャグにしか見えない主人公たち。
しかし若先生(作者)も、登場人物たちも大真面目でことに当たる。
それらを「嗤えなく」させているのは、彼らが言内外で提示する、先に挙げたようなヒーローとしての在り方だ。
自分以外の何者かになりたいという変身願望、しかし彼らにとってそれは「逃避」ではなく、その一歩先を行くものだ。
それが何かは本編を読んでもらうのが一番早いだろう、ますます円熟味を増した山口先生によるヒーロー活劇をお楽しみあれ!
まさに、と首肯した。台詞はこう続く…
『自分の命を投げ打って立ち向かうものに出会いたいと思っているんだ。』
作中示されるヒーロー像は、いちいちその全てが首肯せざるを得ないものだ。
先の読めない展開、じわじわと忍び寄る非日常に、特撮技術でもって立ち向かうという傍から見ればギャグにしか見えない主人公たち。
しかし若先生(作者)も、登場人物たちも大真面目でことに当たる。
それらを「嗤えなく」させているのは、彼らが言内外で提示する、先に挙げたようなヒーローとしての在り方だ。
自分以外の何者かになりたいという変身願望、しかし彼らにとってそれは「逃避」ではなく、その一歩先を行くものだ。
それが何かは本編を読んでもらうのが一番早いだろう、ますます円熟味を増した山口先生によるヒーロー活劇をお楽しみあれ!

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