英雄はアンブロシアを喰む
」のレビュー

英雄はアンブロシアを喰む

小綱実波/円陣闇丸

次巻が楽しみです!

2024年7月15日
今回も小綱先生の筆力が炸裂しててすごく面白かった!新刊が待つのが辛いので次巻発売日が近くなってから手をつけました。
内容には触れないでおきますが先生の作品に共通してるのは攻めの一途な愛です。
この“圧倒的オス感”が堪りません!
今やスパダリは小説にしかないのですが先生の作品にはそれがこれでもかと味わえます。
今回の攻めは神子キャラではありますが狼属性を持っています。この設定がすごく良いんですよ!
読後は狼のことを検索するほどオオカミ属性にときめいていました。
唯一イメージしづらくて戸惑ったのは、車に連れ込まれて誘拐されそうな幼顔の主人公が180センチの体格をしているという表現です。
日本人としては、大きい=幼い、が想像しにくいのではと思いました。美青年キャラを立てるならもう少し低めな身長の方が小柄な日本人には想像が楽になったかなと思いました。
小綱先生は長編の方が向いていると思います。他社のような一冊完結の作品を出して売れれば続編、の傾向が強い所では先生の持ち味は生かされなかったと思う。
鈍器本に寛容な出版社にも感謝したい。
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