ロマンチック・ラメント
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ロマンチック・ラメント

左藤さなゆき

オメガバ嫌いな人におすすめしたい。

ネタバレ
2024年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバが無い作品の方が好きなのですが、レビューみて購入しました。オメガバが嫌いなのではなく「この作品にオメガバ設定必要だった?」と思うことがこれまでにあり、無理やりオメガバ設定いれてると萎えます。だけど、私史上ですがこの作品は今までみた中で一番「オメガバ設定」を活かしてます。オメガバ設定があるから「運命の番」を超える2人の絆と意思の強さを生み出してる。色んな方がレビューで書いてあるように、あきおみ(攻)がこの漫画のキーだと思う。むちゃくちゃセリフが名言だらけ。「運命の番なんて、食う寝るヤルみたいに気持ちがなくだだ本能で求めるだけだろ。そんなもんいらない」(セリフは若干違いますが意味はそういう感じでした)とか、オメガバの世界を良い意味で破壊してくれます。だからオメガバによくある、心よりも先に本能で惹かれ合うということに違和感や嫌悪感がある人こそ見ると、すごいスカッとしますw !主人公は元カレが運命の番を見つけた瞬間に自分の元から去った事がトラウマになり、アルファや運命の番に対して過剰に怯えます。せっかく好きだと思える人(あきおみ)に出会えたのに、再び相手に番が現れます。
「あ、また同じだ。やっぱり運命には逆らえない。僕は去るしかない」と後ろに下がろうとした瞬間に、あきおみは自分の腕を噛んで理性を抑えながら主人公を抱きしめます。「お前の匂いかがせろ!」、、、くぅぅ〜〜このシーンに感動した!惚れてまうやろ〜!ヤバい悶えましたw このシーンがあるから元カレと比較してあきおみの強烈に強い愛を感じる事ができます。
その先からのあきおみの言動がカッコ良すぎる!!
弱気な主人公だからこそあきおみの圧倒的な強さと安心感がピッタリはまってる!1巻読み終えた後、ソッコーで2巻買いました。この作品は2巻買った方がさらに倍楽しめます。2巻では今度主人公に運命の番が現れます。1巻では、あきおみ(攻)が運命の番に出会うけど乗り越える(というか跳ね除けるw)2巻では、主人公に運命の番が現れるけど、主人公も迷う事なくあきおみを選択する。元カレも登場してさらに話が深まっていくので面白い!そしてあきおみの嫉妬がまた良い!嫉妬からの言動は大好物です。3巻は出ないのかな!?あきおみを見たいので続刊希望します!!
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