「ノンフィクションで感じたい
」のレビュー

ノンフィクションで感じたい

秀香穂里

大人になって再会

2024年7月16日
編集者と作家という立場での再会愛。吉井は作家の立場を利用して編集者の神尾に身体の関係を迫るよくあるパターンですが、吉井の純情なところと捨て鉢なところの両面が魅力的でした。神尾がどんどん本気になっていくのが楽しい。小説にエロを取り入れようと提案する神尾に、「だったらお前が責任をもって教えろよ」と吉井が迫る、「あー、はいはい、このパターンですね」となるのですが、まあ展開が早い。それゆえにちょっと物足りない印象です。とはいえ、この作家さんなので標準以上のクオリティではあったと思います。
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