おうちで死にたい~自然で穏やかな最後の日々~
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おうちで死にたい~自然で穏やかな最後の日々~

広田奈都美

老人ホームで祖母は看取られました。

2024年7月17日
母方の祖母は92歳~施設に入り、最後はコロナで中々会えなくなり、寂しい思いをさせてしまいました。

父方の祖母も現在100歳で去年から施設に入っています。

大変な思いを家族がすることを避けるために施設を選択したんですが、大正時代に生まれ、厳しい生活をしながら戦争を迎え、子育てをして、その後を家族のために生きてきたのに、末期は知らない他人と生活させて
「帰りたい。家にはいつ帰れるの?」と何度も懇願されました。
その時は(これが正しい選択なんだ。)と思っていましたが、祖母が亡くなって2年経っても時々腑に落ちなくて「あんなに一生懸命生きていたおばあちゃんをなぜ外で恥を感じるところにいれてしまったんだろう。」と思うようになりました。

やはり、施設にいれずに自分たちで協力して看てあげるべきだったんだと思います。

綺麗事かもしれないけど、大好きなおばあちゃんに寂しい思いを感じさせながら逝かせてしまったことに酷く後悔があります。

あんなボロボロになるまで生活させてごめんね。

おばあちゃんが最後まで威厳があって、周りから愛されて、楽しく余生を最後まで過ごしてあげられたら良かった。
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