初期短編集とは思えない完成度

2024年7月19日

表題作含めた4つの短編集と描き下ろしが入った作品。
日高ショーコ先生の初期に描いた短編集ということですが、絵のクオリティもお話の構成も人間味も全てが初期とは思えない程完成度の高いお話です。短編なのにその二人の背景にあるものとか、感情とかが見事に表現されていて、読み応えがありました。どのCPも振り回す、振り回されるの関係性で成り立っていて、そこに流れるもどかしさ、やるせなさが伝わってきました。とても満足度の高い短編集だと思います。

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みいさん

(女性/20代) 総レビュー数：37件

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