黄昏アウトフォーカス
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黄昏アウトフォーカス

じゃのめ

市川よく映画撮れたね

ネタバレ
2024年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 映画部シリーズ第一弾。表紙含め231ページ。

第二弾『残像スローモーション』までを読んでの感想は、市川よく映画撮れたね、でした。
第一弾は、まだそこまで各キャラクターのバックボーンはなく、連載中に話が膨らんでいったパターンなのかな?と推察。

今作では、寿と真央に焦点を当てていたとしても、いやはやw
母親から拒絶され、生きることに信じることに虚しさしか感じてなかった寿が、真央や映画を通して、変わっていく姿がよかった。なんと言うか、空のグラスに水が注がれているところがよかった。

以下、個人的な購買理由。今作を長らくお気に入りしていたのは、超下世話ですが、センセーとのポジションが気になってたのが大きく、寿の情の深さでは別れを選びそうにないし、受けっぽくもないしなぁと、今回のアニメ化割引に乗っかりました。そうか、子供相手に理解はできないがそんな性癖の人もいるんですね‥
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