悪役聖女のやり直し ~冤罪で処刑された聖女は推しの英雄を救うために我慢をやめます~
野崎もと/山夜みい/woonak
このレビューはネタバレを含みます▼
虐げられていた末に冤罪で殺された主人公のやり直しストーリー、というのは好きなので買ってみました。ですが矛盾が多く、主人公の行動言動に疑問が多すぎてモヤモヤします。例えば、推し本人に「推しです!」と伝えている状況で推しを小馬鹿にするような言動で煽ったり。神聖術はほとんど使えない、と言う人間がいきなり推しと戦闘しようとする展開も意味不明。主人公の力を謎にしたいのだろうけど、推しに勝った疑問を流すのも違和感。とにかく全てが雑で唐突です。作者が思いつきで書き殴ったみたいなお話。ストーリー上の謎ではないところで、これどういう事?という変な疑問が増えるばかりで読んでいてストレスでした。ずっとモヤモヤしながら読んだので、全く面白いと思えなかった。あと、転生でもないのに「推し」という言葉を普通に使ってるのも、主人公の話し方(nonとか)も違和感や不快感があります。
いやほんと…siとかnonが痛すぎる。中学生が何かでその言葉を覚えて日常で使ってる黒歴史くらいの痛さで正直見てられないし、そんな人物に感情移入は不可能です。
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