この運命がいつか恋になったとして【単行本版】【シーモア限定特典付き】
戸帳さわ
このレビューはネタバレを含みます▼
バース性の退化が進み、性差が殆ど無くなった世界観。バース性は血液型くらいの違いになったけれど運命の番相手だとフェロモンの香りが感じられる。受けは自身の恋愛感情の薄さから、運命の番と出会っても相手と同じ気持ちを返せないし出会いたくないな…と考えている。しかし大学で運命の番と出会ってしまい、相手は自分とは真逆なタイプの人。でも攻めは受けが運命とは気付いていなくて、しかも好きだった幼馴染が運命の番に出会ってしまって傷心中。攻めの幼馴染の運命と愛の捉え方が印象的だった。このカップルの話がちょっと読んでみたい。
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