嫉妬は愛を曇らせる【単行本版】
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嫉妬は愛を曇らせる【単行本版】

汀えいじ

タイトル通り、嫉妬は…

ネタバレ
2024年8月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛していることさえも、複雑にさせる。
「歌舞伎町〜」のときも思ったけれど、汀先生は、キャラの心情の複雑さや相反する気持ちを丁寧に描かれるよなぁ。

母子密着、喪失体験、父との確執、ピアノ、才能、努力、天才、憧れからの恋、無条件の愛、アンビバレント。

先輩は、ピアノを捨てられてよかった。嫉妬と解放。
高瀬に出会えたことで救われた。
遊んでもて遊び傷つけようとした最初に、罪悪感を持つことさえも望んだ高瀬。上手だったね。

ぜひ、小冊子まで読んで欲しい。
ドイツで幸せにねー
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