考古学者キートンにはドナウ河発掘の夢が♪





2024年8月3日
オプ(保険調査員)を副業とする男、平賀=キートン・太一。かつてとある組織の教官(マスター)だったこともある程の特殊スキルを持つのに、外見からは想像がつかない。回りの人間関係とその配置で第1巻は、彼の秘密を少しずつ解いていくように読み進められてワクワク、アクションも人間ドラマも入り飽きることない。シーモア(島)で絶賛されていたので手に取り評判に違わずの面白さを感じ第2巻まで入手読了。価格が張る為全巻一気買いは出来ない。幸いどれも1話から2話程度で纏まっている。少しずつ買い進めるつもり。今の処それだけの価値を感じている。冒頭から圧倒される海外の景色は写真等既に豊富になった資料を基に描けるだろうが、エンタメ性に溢れ、それぞれの国や地域の感じが出ているので、世界を股にかけるスケールを堪能。世界各地の人々の多様な感じは其処迄感じ取れたわけではなかったが、第2巻の病、アレクセイエフ(辛かった)のエピは国を跨いだ政治に振り回された感じを味わいつつ、背後の事情として、巧みな人間ドラマが素晴らしい。
全般的に、会話よりも説明的なコマがどちらかと言えば多い印象が私には少々残念。
薔薇色の人生、屋根の下の巴里の2話が、キートンのオプとしての大活躍とは違うエピソードなのだが、作品の魅力というよりもキートンの考古学者人生というほうを感じさせて、私にはこっちに惹きつけられた。
あと10巻割引になる機会も探しながら、体力続く限り少しずつ買い進めて読破したい。(付記-「年年歳歳 花相似たり 歳歳年年 人同じからず」の詩を大河TV「光る君へ」で扱い、自分には今が読む最適の時と勝手に感じてしまった。)
…あれ?、ロイズ保険組合の裏書人って保険会社各社の裏にいるのでは?
ver.4-CHAP.5「秘めたる宝」、いろいろ納得が(私は)行かなかった。その次のも、やりたかったことは判るが、作品内人間関係上の無理を感じている。
北アイルランド問題は連日胸の痛む国際ニュースを当時読んでいただけに、今日ここを読んで改めて思いを馳せてしまった。
英国メインの話も多い事から、私の関心ある中東間の対立のことも英国との関わり切り口で採り上げられていて手応えがある。私の最大関心領域である国際政治テーマのエピはどれも惹かれる。
vol.6終わりの方からごくたまにオトナ場面描写が…。あとvol.7chap.5はえっ?。vol.8バルセロナ再訪したくなる。東独矢張り行っておきたかった。6-7星!
全般的に、会話よりも説明的なコマがどちらかと言えば多い印象が私には少々残念。
薔薇色の人生、屋根の下の巴里の2話が、キートンのオプとしての大活躍とは違うエピソードなのだが、作品の魅力というよりもキートンの考古学者人生というほうを感じさせて、私にはこっちに惹きつけられた。
あと10巻割引になる機会も探しながら、体力続く限り少しずつ買い進めて読破したい。(付記-「年年歳歳 花相似たり 歳歳年年 人同じからず」の詩を大河TV「光る君へ」で扱い、自分には今が読む最適の時と勝手に感じてしまった。)
…あれ?、ロイズ保険組合の裏書人って保険会社各社の裏にいるのでは?
ver.4-CHAP.5「秘めたる宝」、いろいろ納得が(私は)行かなかった。その次のも、やりたかったことは判るが、作品内人間関係上の無理を感じている。
北アイルランド問題は連日胸の痛む国際ニュースを当時読んでいただけに、今日ここを読んで改めて思いを馳せてしまった。
英国メインの話も多い事から、私の関心ある中東間の対立のことも英国との関わり切り口で採り上げられていて手応えがある。私の最大関心領域である国際政治テーマのエピはどれも惹かれる。
vol.6終わりの方からごくたまにオトナ場面描写が…。あとvol.7chap.5はえっ?。vol.8バルセロナ再訪したくなる。東独矢張り行っておきたかった。6-7星!

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