待っていた相手





2024年8月6日
思慮深くて慈悲深い、優しい人たちの救済の話だと思いました。主役のお二方の中にあった蟠りや、難しい感情なんかが解かれていくのももちろんよかったのですが、この物語には他にも重要人物がいて、その方々にも思いを馳せざるを得ない。読後感は、ラブストーリーを読んだというより、人間ドラマを見た感覚に近いです。
人はいつも、信じたいものばかりに目を向けがちです。嫌なものは見たくないし、残酷な真実なんて知りたくないですよね。そうすることが上手く生きる方法だったりもするので、その選択が間違っているとは言い切れないのですが、そうせずに立ち向かえる人、受け入れられる人、そうしてまた一歩前に進める人の勇気や思いやりを、尊敬します。自分でも何を書いてるんだ?って感じなんですけど、こういうタイプの、人の在り方を考えさせてくださる作品が好きなんです…
人はいつも、信じたいものばかりに目を向けがちです。嫌なものは見たくないし、残酷な真実なんて知りたくないですよね。そうすることが上手く生きる方法だったりもするので、その選択が間違っているとは言い切れないのですが、そうせずに立ち向かえる人、受け入れられる人、そうしてまた一歩前に進める人の勇気や思いやりを、尊敬します。自分でも何を書いてるんだ?って感じなんですけど、こういうタイプの、人の在り方を考えさせてくださる作品が好きなんです…

いいねしたユーザ4人