君と生きられるなら死んでもいい【単行本版】
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君と生きられるなら死んでもいい【単行本版】

赤いシラフ

もうなんというか、、

ネタバレ
2024年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 切ないを通り越してます。
英心、大好きな人を手にかけてその後に自分自身も殺さなきゃいけないなんて、、。転生を繰り返して出逢えても、また自分の手で大好きな人を殺めなきゃいけないってきつすぎる。でもそれ以上に、その後に絶対に自分の命まで無くすってそれ1000年繰り返してたらと思うと泣きました。
祝は、同じタイミングで死んでいたと思ってたから幸せな思い出の数々があったんだろうけど英心からしたら、辛かっただろうな。
でも、これ以上の愛はないと思いました。ハピエンになるし、英心の溺愛ぶりが見られるとレビューでみたので、買いましたが本当に買って正解でした。
ですが正直途中何回も辛くて、読むのやめました。
でも英心が自分の運命と決別するシーンは、
ああこの本に出逢えて良かったと思える素晴らしい場面でした。
来世でも好きな人と結ばれたらと思うことは
きっと多くの人が思ったことのあるたらればだと思います。ですが、その為には相手も自分の命をも断ち切らなければいないとしたらそんな事を望んだ自分を嫌いになりそうだな、、。
でも私も、どんな辛い思いしても来世でまた好きな人に出逢えて楽しく過ごせるならと従ってしまうかもしれないと思いました。死ぬ間際だからこそ楽にしてあげたいっていう気持ちもあったと思いますが、英心の祝を想う気持ちは本物でそれは今までもこれからもずっとそうだと思います。
クソデカ感情収まらなくて、沢山書きましたが
1000年間辛い思いした分、これからは出来なかった事して、たっくさん幸せになって寿命全うして欲しいです。
多くの人に、この作品が届きますように。
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