婚約破棄を狙いましたが、ヤンデレ公爵が溺愛から逃してくれません
ごろごろみかん。/うすくち
このレビューはネタバレを含みます▼
終盤まで謎を引っ張るし、登場人物も入り乱れて誰が誰なのか分からなくなり、読み返して確認するのも億劫だから意味不明なまま流し読みになる。ヒーロー(神の子孫)と対となるヒロイン(巫女)との関係も王族すら知らないって…有り得んだろ。どちらも長子じゃないと受け継がれない能力…それでいて神の子孫の方は巫女がいなきゃ短命だわ、巫女は神の子孫と一緒(添い遂げなきゃいけないかは定かじゃないが)にいないと精神崩壊するって…案の定母親は病んでヒロインにトラウマ植え付けてるけど…そもそも父親に愛人がいて愛人の子は長男で爵位継ぐ感じなんだよね…なんか親子関係ドロドロ過ぎだろ、父親は刺されて当然だと思うけど、肝心の愛人はどこいったの?異母兄は別宅住まいなのはチョロっと出てきたけど、なんかよく分からない家族仲でモヤモヤしました(何でもかんでも貴族社会だからとしめくくりしすぎでは?よくある設定だけど本当にこんなに爛れてたの?)そもそも長子同士で婚姻したらその後どうなるの?直径じゃなくても引き継がれる能力なの?少なくてもヒーロー側は違うよね。ヒロイン側は母親はなくなってるし、長男は母(巫女)の血を引いてないから産まれんよね?次代は巫女不在にならんの?どうなんの?ってそんなことばかり考えてスッキリしなかった。難儀な生まれと宿命能力、トラウマなど抱えたすれ違いカップルが苦難を乗り越えて結ばれる話でしたが、神話やらいきなりぶっ込んできた魔具(閨で使うのおもちゃ)とか些細な会話一つで未来の分岐が出来てしまう設定が意味不明で疲れました。未来が膨大過ぎて巫女がいても過労死必須じゃない?って思わずにはいられない。とにかくこれは?これは?と誰かに確認しながら読まないと納得出来ない、私には向いてない内容でした。
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