売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される
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売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される

小椋あん/COMIC ROOM

とりあえず恋愛は置いとく、感じです!

ネタバレ
2024年8月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物語の冒頭は、貴族令嬢にはあるまじき振る舞いの主人公「アンナ」が、隣国との紛争で、名将と名を馳せていた辺境伯の父の命を奪われた上、実の母親に見捨てられるような状況で、貢物として隣国へ渡り、敵討ちを企てるも、隣国の王太子の意外な申し出に事態は思わぬ方向へ動いていく・・・という展開なのですが、主軸はその隣国の内紛で、裏で暗躍する「エクリプス家」の陰謀を、王太子と共に立ち向かって暴いていく流れになっていて、学園に通ったり、演劇を演ったりと、少しとっ散らかった印象を受けてしまいます。
お話としては必要なエピソードなのかもしれませんが、途中を読んでいる時点では読み手は迷子になってしまいそうです。
一気読みして、全体像を掴めると面白くなりそうなのですが。
現在5巻まで読了。
自分としては、「エクリプス家」の悪事が白日の元に晒された場面を見てみたいので、星は5にしておいて、続きを読んでみたいと思います。
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