わたしの幸せな結婚【分冊版】
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わたしの幸せな結婚【分冊版】

顎木あくみ(富士見L文庫/KADOKAWA刊)/高坂りと/月岡月穂

泣いた

2024年8月12日
虐げられた生活のせいで、自分の感情を押し殺し、悪くないのに謝ることが癖になってしまった美世。そんな美世に不器用な優しさと気遣いで紳士的に美世の心を解いていく旦那さまが素敵です。不器用ながらも櫛をプレゼントした際の美世の笑顔と、その笑顔を見た旦那さまの表情が良かったです!斎森家に美世がいた時の話は胸が痛く読むのが辛かったですが、旦那さまと美世が徐々に心を通わせる姿は優しい時間が流れ、こちらも優しい気持ちになれます。
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