このレビューはネタバレを含みます▼
待っていました。8/10の0時に正座して、発売日を待っていました。
ハンネローレは読めば読むほどいい子で、いい子なんだけど、うん。ローゼマインとは別の方向で「はて?」となる。真面目なんですね。真面目すぎて、頑張り屋さんが過ぎて、本人も「間が悪いのです」と言うことでなんとか折り合いをつけている。
婚約者候補のケントリプスがズバリ「間が悪いのではなく、決断が遅いのです」と言ってて、おお!っとなりました。私はケントリプス推しです。
ハンネローレがじっくり、ゆっくりと、決断を先延ばしにしている間に、婚約者候補の他に求婚者が続々出てきました。どうする?
こんなにわさわさと懸想に外堀を埋められてきているのに、結果は「ディッターで」ですか!さすがダンケルフェルガーです。この際、ジギスヴァルトさんはコテンパンにしてやって下さい。
巻末おまけの「アウブの定時報告」はフェルマイからでしょうか。香月先生、ありがとうございます。
この作品は、『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』の後のお話です。そちらを先に読むことをおすすめします。