口の中に甘く触れて
」のレビュー

口の中に甘く触れて

薄井いろは

きたきたきたぁ〜!

ネタバレ
2024年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私の中で続きが待ち遠しくて妄想しちゃうよ作品ベスト3に速攻でランクインしました。
試し読みは何度かしていましたが購入は初の作家さんです。というのも過去作品はいかつい感じの眉毛が少し苦手でどうしても眉毛だけが浮いて見えそこに意識がいってしまい、、すみません。もう少しソフトに柔らかい眉毛だったらなあと思っていたのですが今回はイケメンの顔に馴染むナチュラル眉毛になっておりました!眉毛の話ばかりですみません。肝心のストーリーはもう最高の一言。1話目からビリビリ感じるこの予感。駆け引きしてるかのようなゾクゾク感。優しく穏やかで人格者な攻めの隠された(読者には隠しきれていない)激重感情執着溺愛攻め様ですね…?恋愛の当事者からすると何を考えているのか分からない(悟らせない)言動で抜け目なく外堀をスマートに埋めていき、ふと気付いた時には出口はもうどこにもなくなっている感じ。眼差しがもうすごいですよね。何か含みのある、物言いたげなその眼差し。まだ1話目なんですけどもワクワクドキドキが止まらない。受けの島崎くんもほんと魅力的なんです。本来はどうか分からないけど物静かであまり立山くんの前では喋らない。友人の立山くんを好きなことに後ろめたさを感じて、キッパリ想いを断つことも想いを遂げようと努力することもできない。そんな行き場のない悲壮感が立山くんという存在によってとてもいじらしく可愛らしく見える。そんな彼に立山くん、ルームシェアなんてもう確信犯でしょ?てか立山くんもはや大学生の貫禄じゃないよ。あんたもう立派なデキるスパダリーマンの貫禄だよ。数々のプレゼンとか営業とか優秀な成績おさめてきた人のそれだよ。卒業間近とはいえ大学生でそんなスーツしっくり馴染むヤツそうそういないよ。私的3本の指に入る攻め爆誕っす。
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