このレビューはネタバレを含みます▼
1巻読んだ時はちょっとしたミステリー仕立てだったし、不穏な空気マシマシだったし、明るいたっつんは堕ちていくしで、これどうなるの⁈と悶々としてました。待望の2巻で鮮やかに物語が動いて、みんなが前を向けて良かった。特に状況が厳しかった理央くんが、自分の力で立ち上がって道を進み始めたのが泣けてしまう…
みんな頑張ったよ!
親の庇護下にある高校生が一歩を踏み出し、親から離れるのは本当に大変だったと思う。愛情や友情が、こんな形で明日へと繋がっていって胸が熱くなります。
メインテーマの夜明けの空が本当に美しくて、モノクロ画面なのに薄紫の空や群青の雲が見えました。
夜明け前の空は一段と暗い、というコマがちゃんとあって、それがテーマにも繋がってたのかな…
読んでよかったです!