王宮を追放された聖女ですが、実は本物の悪女は妹だと気づいてももう遅い ~私は価値を認めてくれる公爵と幸せになります~ コミック版 (分冊版)
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王宮を追放された聖女ですが、実は本物の悪女は妹だと気づいてももう遅い ~私は価値を認めてくれる公爵と幸せになります~ コミック版 (分冊版)

二戸謙介/上下左右/姐川

思ってたのと違った

ネタバレ
2024年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初の呪い顔のインパクトが大きかったので、これは期待大!と思ったのですが、いろんな問題がワンアクションで解決し、特に苦労や苦悩は見られませんでした。
あんなすごい呪いの顔が、クリーナーの一拭きでキレイに元通り!ってCMを観ているようでした。公爵の葛藤は?クラリスの葛藤は?
むしろ能力のない妹、味方のいない王子の孤独の方を掘り下げてしまって、いやそっちに読者を導いてちゃダメなんでは?侯爵とクラリスの愛の物語は?
とモヤモヤしながら読みました。
各話の扉の椅子とかとっても凝ってたし、絵もキレイなのにもったいない…読みたい物語と提供されるお話に齟齬があったように思います
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