このレビューはネタバレを含みます▼
線がキレイで、絵はとても丁寧に描こうとしていらっしゃるのがよくわかるのですが、なんだろう…終始リ◯ちゃん人形劇を見ているようで、人物に動きがない。顔のアップ、ウエスト部分までの絵、つま先までの引き画、これがほぼ棒立ちの繰り返し。アングルも単調で、真正面がほとんど。走ってる躍動感とか疾走感が感じられないため、魔法バトルが始まっても『え?これ戦ってるの?』状態で盛り上がりに欠け、なんだかなぁ、という感じ。ストーリーもヒロインが王族にいきなりキレ散らかすし(いくらなんでも不敬罪でしょう)、他人の色恋に手厳しい割には、自分の恋愛だと『過去のワタシが〜』でうだうだ。やっと11巻でまとまったようですが、購入はないかなぁ…