お嬢様、お食事の時間です。~冷徹令嬢と三ツ星獣人シェフのおいしい幸せ計画~【電子単行本】
」のレビュー

お嬢様、お食事の時間です。~冷徹令嬢と三ツ星獣人シェフのおいしい幸せ計画~【電子単行本】

遊佐ハルカ

獣人はいいぞ※追記

ネタバレ
2024年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ でも養親と妹と元婚約者、さらには使用人までもがクズすぎる。養親は分け隔てなく愛してくれたと書いてあるけど、結局義妹かわいさが見え透いてる。そんな環境が余計にヒュドがミモサを大事にしていることが際立っていてそこは良いんだけど、ミモサの努力や彼女が一人で食事するしかない理由を汲んでくれる人がほとんどいなくてモヤモヤする。こんな分かりやすくぶりっ子してる義妹に騙されて、バカばっかり。家庭教師の女なんか最たる感じ。まともに勉強してるミモサの方が自分の職業的にありがたくないのか?ヒュドが毒殺事件を調べると宣言したおかげで向き合い始めた侍女ちゃんが今後少しずつ歩み寄ってくれるんだろうな……という気はしているけど、まだまだ気を許せる関係になるまでは遠そうかな?ミモサを毒殺しようとした犯人やその理由、ヒュドの正体など、明らかになってない核が気になるので次巻も楽しみにしてます。
※追記※ヒュドとミモサの距離が一気に近くなってヤッター!な2巻でした。あと侍女ちゃんがいい仕事をしていてヨシ!かわいい!1巻読んだ限りでレビューしたときに家庭教師がアホかなって言ってたんですけど、この人も言葉足らずだっただけでちゃんとミモサを認めている上に妹の頭が足りてないことまで把握していたし、執事もまさかそういう性格で、この家に仕えてる人たちってそういうのが集まるのか?と逆におもしろくなってしまいました。毒事件を追うかたわら、他の使用人たちの本音も明らかになってほしいなと思います。まあ妹至上主義!みたいな感じでヒュドにミモサの悪口吹き込んでたメイドは落ちぶれてほしいけど……。あと描き下ろし読んで、リーリが腸煮えくり返っても『いい子』を崩さないの、ふーん、ちょっとかわいいじゃん?と微笑ましくなってしまった。キャラ保つの頑張ってるんだ……。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!