【単話】だって望まれない番ですから
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【単話】だって望まれない番ですから

燦々サンゴ/一ノ瀬七喜/杉町のこ

250年前の終焉は払拭されるのか⁉︎

2024年8月20日
『番』とは、生まれ変わってもなお、惹かれ続ける唯一無二の運命の相手===原作ラノベ1巻の最後に書かれている言葉です。
獣人族と人間族が混在して生活する世界で、『番』という認識が人間は薄く、獣人は絶対。
その中でも竜人はその意識がとても強いという基本の設定。
プロローグで語られるのは、現在から250年前に遡った、竜族の第三王子の番が人間の貴族の令嬢で、竜族の城に連れてこられてからのお話。
『番』意識の薄い人間にしてみれば、勝手に決められて、元々の婚約者とも引き離されて、家族には二度と会えないという状況自体、納得できるものではないのに、結婚相手は会話も無い、目も合わせない、手にも触れない…とても連れ添って生きていける相手ではないような人物。
そして最後は、お茶に入っていたであろうモノで殺されたった一人で死んでいくという、とてもとても辛い記憶。
この回想の時点で、王太子との「空魚」の話の時の空気に違和感を強く感じ、第三王子の隠された秘密がとても気になり、WEB版を読了後、今発行されているラノベ1巻まで購入し読破しました。
この後の展開を(WEB版ではありますが)知っていてもすごく面白いと思います。
私の想像を補完して物語の世界を広げてくれるコミカライズの続きを楽しみに待ちたいと思います。

【追記】
原作の改変がかなり大掛かりな様子。その上〝それから〟の物語が始まって予想した展開から新たな新章が始まっています。
反響があったので当初の予定に加筆されたのでしょう。
ラノベ2巻までが当初の完結予定のところまで。
竜族の人物はプロローグで登場したそのままですが、人間界では250年後はまるで違う世界。ヒロインも貴族ではありません。前世の記憶を持って輪廻転生した人物は前と同一人物とみなしていいのかは少し疑問が残りますし、人間の体に竜人の魂をのせて人物が入れ替わる為、今この場面では誰なのか…と言うように中々解りにくい所もあるようです(ゼファさんの体を王太子が乗っ取って対峙する場面では許し難い気持ちがしました…💦)
ただ、最後には全てが語られるので様々な答え合わせができます。

読み手としてはココまでで十分面白かったのですが、この後王太子の処遇や父である竜王の態度などラノベ3巻(コミカライズ34巻以降)からの派生で、物語の本当の終着点に向かうようです。
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