水辺の夜【タテヨミ】
」のレビュー

水辺の夜【タテヨミ】

euja

面白い🙂🙂

ネタバレ
2024年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 静かで、綺麗で、ちょっと苦しい——
そんな夜の物語。 舞台は水辺。
風も音も止まったような場所で、透と湊は出会う。
二人のあいだに流れる“沈黙”が、とにかく切なくて、 言葉よりも視線がすべてを語ってる。
タテヨミの演出も最高。
 スクロールするたびに、波のように感情が揺れていく。 読む側まで、静かな夜の中に沈んでいく感覚になる。 タイトルの「水辺」は、ただの場所じゃない。
過去を流して、想いを映す鏡みたいな存在。
最後の光のシーンでは、思わず息を止めた。
水面に反射する光が、二人の未来をほんの少しだけ照らす—— あの一瞬が、忘れられない。
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