盾の勇者の成り上がり
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盾の勇者の成り上がり

藍屋球/アネコユサギ/弥南せいら

呼ぶな!!

ネタバレ
2024年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ アニメは3期まで制作され4期も制作が決定しているので、人気はあるのだと思います。
でも疲れる…。
主人公の尚文も言ってますが「来たかったわけじゃない」世界で、何もしていないのに騙され陥れられ蔑まれ、しまいには生命も狙われる。
グレても仕方ない状態で、尚文はそれでも(多少はグレますが)基本は世界や民衆を守ろうと考える良い人間です。
途中、何回も盾の勇者を一方的に嫌い貶める王族と宗教団体に「だったら呼ぶなや」とツッコミを入れました。
他の3人の勇者も第2王女も鳥の女王もその他諸々の登場人物たちも、ごちゃごちゃと盾の勇者に文句垂れるくせに自分では何もせず、盾の勇者に甘え過ぎです。
それぞれ自分でできる範囲の事はやれ。
そして1人にだけ無理難題吹っ掛けるな。
別の人間にも取れる責任はあるだろ!とイライラが募ります。
タイトルの成り上がりの部分までが非常に長く、それまでの試練が結構辛いものなので本当に疲れてしまいます。
あと、個人的にラフタリアちゃんが少し苦手に感じる部分があります。
尚文に「理想的な勇者さま」でいて欲しい気持ちが強いせいなのだと思います(またラフタリアちゃんのおかげで尚文の心が救われた部分があるのは理解してます)が、あまりにも優等生の良い子ちゃんで、これもちょっと疲れます。
好きな人は好きなんでしょうけれど、自分は読み続けるのはちょっと無理かも知れません。
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