このレビューはネタバレを含みます▼
１巻は読まずに続編のみ購入。
元カレに会いに行ってセッセしてしまう充。
後悔の嵐のなか翔悟から電話がかかってきて、翔悟はどんな選択をした充でも許してくれる寛容さを醸し出してるのに、裏切ってしまった怖さから別れる言葉を言ってしまう充。
光一は離婚して充とよりを戻して満足するはずだったのに、体は繋がっても心は離れてしまった充を繋ぎ止めることはできず、充を解放してあげます。
充が後悔の念と嫌われている恐怖を抱えて翔悟に会いに行くと、そこには海よりも広い大きな懐と愛を持った翔悟が受け止めてくれました。
充がうじうじと悩むあたり、ともち先生らしい女々しくならない程度の絶妙なさじ加減がとてもいい。
光一とヨリを戻したけど、どんどん痩せていく充にわたくしの性癖がゾクゾクと反応して読む手が止まりません。
充の心を取り戻したくて酷い扱いをしてしまう光一の不器用さに、もうちょっとイジメてくれないかしら、充もうちょっと痩せちゃったら翔悟と再会後に溺愛コースよねと、これまたわたくしの性癖を揺さぶります。
光一もほんと不器用だし気づくの遅すぎたけど充のこと愛してたんだよねとわかるあたりが好き。
そして翔悟よ。充のどこに惹かれていたのか回想してくれて、充への愛の深さがわかったよ。どんな充でも翔悟なら受け止めるし愛し続ける安心感。
「まきちゃんは彼とセッ クスがしたい」のまきちゃん修ちゃんが大好きなんだけど、激重愛の修ちゃんの悪の部分のない激重愛の翔悟って感じで、展開も不幸さも幸せさもバッチリ好みで満足でした。
1巻も後ほど買いたいと思ってはいますけど、この巻だけでも十分に楽しめました。
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG