No one’s perfect
」のレビュー

No one’s perfect

ちゃばす

うーん。

2024年8月29日
サンタクロースの話は星5億個つけたい面白さだし、作画も良かったんですが、これは試し読みで嫌な予感がした時点で引き返すべきだった。サンタクロースが面白かったから、これも実はきっと面白くなるに違いない!……そう思っていたときが私にもありました。設定盛り過ぎなのにリアリティがなく薄っぺらい。棒読み俳優がセリフをかみまくる芝居を見ているかのように、内容がひとつも頭に入ってこないまま上滑りしていってしまった。作画もキャラ描き分けできてなくて、全員同じ人の2Pカラーか表情違いにしか見えず。顔アングルが同じなせいもあるかも。苦手なアングルを描きたくなくて同じ角度の顔ばかり描くと、どうしても素人(同人誌)っぽさが出てしまいますね。鬱設定にするのも個人の裁量だけど、虎の家庭も須賀の過去も、モノローグがどうにも嘘っぽくて『こういう設定に憧れて無理やりねじ込んじゃいました!』という印象。もしかして、ひきだし空っぽのまま描いたのかな、と思ってしまう。言葉のチョイスもちょくちょく違和感があり、自.害という表現も『江戸時代の武士かニンジャかな?!』とびっくりした。普通に自.殺とか自.死で十分。サンタクロースは本当に良かったのに、どうして…。
いいねしたユーザ3人
レビューをシェアしよう!