このレビューはネタバレを含みます▼
タイトルと内容のギャップ凄い。両想いの幼馴染がイチャイチャを繰り広げるような表紙とタイトルからは想像もできないくらい怖い展開でした笑。え、ホラーやったん？？って間違えるほどちょっとビビった。
もちろんエロもあって2人の好き度もずっとMAXなんですが、タイムリープするキッカケが「ユキの死」だから甘いだけじゃなくゾワゾワする。
龍仁（攻）は明るくていつも笑顔なんだけど、実は母親との悲痛な時間もあって少し切ないし、まさかあんな事になるとは…。
ユキ（受）と出会ったキッカケも家庭環境下の酷さからだったし、それを救ってくれたユキは龍仁にとって希望で光でなくてはならない存在だから、不思議な力が働いたんだろうな〜って想像しながら読みました。その不思議な力が後半は形となっていきなり現れるから「めっちゃファンタジー！」と現実からいきなり夢の世界に連れてかれてる感あって多少困惑した笑。
困惑といえば、龍仁からタイムリープしてることは聞いてるユキだけど、本人は覚えてないから「セック◯した」とか聞かされて自分にヤキモチ焼くの可愛すぎんか…。もう、ずっとユキが甲斐甲斐しくて堪らない。龍仁、大事にしたれよ！
とにかく、表紙タイトルにいい意味で裏切られた作品です。
少しだけ「何故？」が残るけど、あまり深く考えないで読めば楽しめると思います。
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