このレビューはネタバレを含みます▼
1度目の人生で家族を失い新王や従姉妹マルグリット王女に虐げられ、牢屋に閉じ込められていた前王の娘ルーシャ王女はマルグリットの身代わりに冷徹帝と恐れられるリカルドの元に嫁がされる。それでも生まれた子を愛し、やっと幸せを感じていた矢先、忍び込んだマルグリットによって殺されてしまう。だが目覚めればリカルドに嫁いだ年にタイムリープしていた。今度こそ子を守り幸せを掴むために頑張るその様が美しいです。ヒーローも冷徹だと言われているけれど不器用なだけでは?笑 ヒロインが一生懸命勉強して皇妃として恥ずかしくない振る舞いがしたいと頑張るその姿に惹かれていってるのも側近にバレてますしね笑 クールなヒーローがヒロインにだけデレるのがまたいいんですよ。絵も上手だし、とくにヒーローのリカルドは色気があってかっこいいです。とくに微笑んだ顔が素敵。ヒロインのルーシャもキリッと皇妃らしく振る舞う時の表情とリカルドに揶揄われてワタワタしている時のギャップがよくとても可愛く描かれていると思います。あとは・・・裏で糸を引く従姉妹のマルグリット。ヒステリーを起こした時の顔とか悪いことを考えている時の顔は本当に邪悪感万歳な顔に描かれてます。どうして人にあんな非道なことばかりできるのかマルグリットの言動は理解に苦しみます。彼女にはそれ相応の報いを受けて欲しい。彼女のことも含め、たくさんの苦難があるかもしれないけれどルーシャとリカルドの二人にはその分幸せになってほしいです。