このレビューはネタバレを含みます▼
物語は鍵まいの2人が主になってますがまい子の同僚の話も散りばめられています。人が持っている妬みや自己肯定感の低さ、人との繋がりを面倒くさいと思ってしまうところ等負の感情も出てくるのですが、それを上手に消化して人との繋がりが心地よくなっていくのが丁寧に描かれています。10巻本当に泣けます。また1巻から読み直すと特に鍵谷くんの成長が嬉しく感じました。鍵まいの欲望をぶつけるところも案外まい子が大胆だったり、普段見れない鍵谷の欲が見えてて漫画の世界だけどリアルに近くていい作品だと思います!