失格王子の後宮征服記 魔力無しの王子は後宮の妃を味方にして玉座を奪う
レオナールD/ウル
このレビューはネタバレを含みます▼
1巻立ち読み増量だったので、読んでみました。
魔力以外の才能は抜きん出ていた主人公シュバルツだったが、魔力量が桁違いの双子の弟との王座をかけた試合に手抜きをされた上に負け、結果父王に省みられず、周りから「失格王子」と蔑まれ耐えられなくなり出奔。城下で自堕落な生活を送っていたが、当の弟が駆け落ち行方不明になり、後宮に集めた四大国の姫たちに知られるのはまずいと連れ戻すまでの繋ぎを身勝手にも打診され、渋々承諾したシュバルツだったが、どうせなら本物の王になってやろうじゃないと協力者と共に野心を巡らせるのだった。が、その姫たちが曲者揃いで…なストーリー。父王も弟もクソ野郎がっ!絶対弟は平民の暮らしに馴染めなくて戻ってくるに決まってる!で、殊勝な態度取ってる父王も帰ってきたら手のひら返しして追い出すか暗殺しに来るに決まってる!そうに違いない。でもシュバルツもなんであっさり見つかる場所に住み着いてるんだろ?もっと遠くにいくか所在不明になってれば良かったのに、と思いました。頑張って娼館で培った手練手管で姫たちを籠絡して馬鹿にした奴らの鼻を明かしてやってほしい。ワイルドイケメン主人公最高ー!続きが気になりました。
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