このレビューはネタバレを含みます▼
10/21追記:原作者氏のXにて、15巻以降は原作にない内容として継続になるそう。その代わり更新が少し先になるそうです。寂しいですが、嬉しいことですね!待っております。
10/1追記:最新14巻まで読了。7,8巻でも思ったのですが、閣下の表情の豊かさの表現が本当に素晴らしいです。男性キャラの表情はツンかデレのどちらかみたいな作品が多い中、1コマ1コマ細部まで違い、男性の気持ちの変化をこれだけ描けるのかと、何度も読み返してしまいました。小さなコマも拡大する価値あり!もちろん肉感的な表現も素晴らしかったです。既に次巻が楽しみな自分がいます。
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媚薬を中心とした国の砦で始まるラブストーリーで一気に引き込まれました。
絵のタッチが今の時代とは合わないように見えるかもしれませんが、細部までこだわりが見られめとても素晴らしい作品です。
ヨーロッパでも中世東欧やモスクワ大公国初期あたりの印象ですかね。賢い女性が立ち回ることで、気難しい身分の高い人と恋に落ちるストーリーは昔から鉄板ではありますが、原作小説がTL調とのことで今流行のストーリーのテンポの速さともマッチしています。
一つ気になるのは、将軍という肩書きです。
将軍は日本や中国由来なので武士などのイメージの人が多いでしょうから、誤解を受けそうです。
せっかく絵や物語が欧州風で一貫してるのにもったいない。
せめて将校とか認められるといいのですが…。将軍とメイドだと国やタイムリープのような印象も持たれてしまいそうです。
久しぶりに続きが楽しみな作品に巡りあいました。
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9/6追記:最新13巻まで読了。他の方が書かれている馬!私は動物の絵の良し悪しは全く分からないのですが、その意味がよく分かりました。12巻の後半は圧巻で女性マンガだったっけと思うほどの大迫力。12巻が動とすれば13巻は静ですが、どちらも2人の仲と特に閣下の人間性の深まりの片鱗が見え、素晴らしい。次巻も待ち遠しいです。