俺だけ使える古代魔法~基礎すら使えないと追放された俺の魔法は、実は1万年前に失われた伝説魔法でした~
完成度の高い作品





2024年9月7日
2巻まで読みました。傑作とまで言えるかどうか、くらいの完成度の高い作品。非常に読みやすい。また、バランス感覚に優れる。いわゆる勇者パーティーの追放モノであるが、勇者の人格や追放の理由、その後の罪と罰などが不自然だったり、やり過ぎや足りないということもなく非常にバランスが取れている。勇者パーティー追放モノの中でもトップクラスに魅力ある勇者だと思う。シリアスなストーリーを崩さない程度に抑えたコメディなど、作者のセンスの光る作品。
難点は、校正のミスで一万年を一年と書いていたり、誤変換があったりというところ。
あとは傑作と言いきらないのは、簡潔でわかりやすい文章で、とても読みやすいのだが、その分ボリュームという点で物足りなさがある点と。キャラクターの話し方などの個性はあるのだが、基本的に主人公が決めることに従うような流れになっているため脇役はほぼ完全にオマケみたいになってしまっており、キャラクターの魅力が傑作と呼ぶには薄い点がある。勇者以外は。
ただ、現時点でかなりレベルの高い、完成度の高い作品であるとは言える。
難点は、校正のミスで一万年を一年と書いていたり、誤変換があったりというところ。
あとは傑作と言いきらないのは、簡潔でわかりやすい文章で、とても読みやすいのだが、その分ボリュームという点で物足りなさがある点と。キャラクターの話し方などの個性はあるのだが、基本的に主人公が決めることに従うような流れになっているため脇役はほぼ完全にオマケみたいになってしまっており、キャラクターの魅力が傑作と呼ぶには薄い点がある。勇者以外は。
ただ、現時点でかなりレベルの高い、完成度の高い作品であるとは言える。

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ひき さん
(男性/40代) 総レビュー数:347件