馬鹿とハサミ
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馬鹿とハサミ

ひなこ

好きすぎて完結がつらい名作

ネタバレ
2024年9月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 調子乗りで生意気な陽介が、無意識に見せる魔性の可愛さとか、筋間さんの淡白S(通常運転)だけど、陽介が可愛い時にほんのり匂わせる優しさとか、メイン二人の魅力が尽きません。
筋間さんはペラペラ話すタイプではないので、表情や間でピリっとさせる無言の圧と一言の破壊力がえげつないんです、躊躇なく切り捨てる様もたまらん←
4巻の23話から、涙止まりませんでした。同族求む😩
お互い酷いことしてるんだけど、ちゃんと想いはあって…だからこそ余計に苦しくて。
陽介にしか聞こえなかった言葉も最後まで想像するしかないんだけど、読者すら介入させない筋間さんのドSっぷりが発揮されていて、それはそれでよかった。
無駄に語らず、見せないカッコ良さ。少ない言葉で想いが重なる感動。さらに紐解かれる想いの深さ。作者さんがこの二人を出会わせてくれたことに感謝です。
なんとか続編、出ないだろうか?何かが足りないのではなく、単純に寂しいです!二人を見続けたい!完結後も魅了されて止まない作品です。
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